今日から本格的に礼文島探検。でも天候がいまいち。雨は降らないけれど日は射さず、もやが立ちこめて、しかも強風。実は妻は雨女。旅行へ行くとその土地だけ雨降り風吹きと霊剣あらたかです…
というわけで今日は短いコース。知床から桃岩展望台に抜けてゆくルートを試してみることになりました。余力が有ればそのまま礼文林道に抜ける予定で出発。
まずはスタート地点の知床まではペンションのご主人に送ってもらいました。簡単に道案内をしてもらってスタート。
次男は礼文島の花を自由研究の題材としたので、古いデジカメを持たせました。
礼文の花の最盛期は6〜7月らしいのですが、この時期でもたくさん咲いています。
しかし、あまりにももやっていて肝心の景色は真っ白。霧の立ちこめた時に花の咲く草原を歩いていると、何か死後の世界のようです。
礼文島は隣の利尻島と対照的に平べったい島。風が通り抜けるので 体感温度はかなり低く、感覚として春のお花見前の服装が必要です。
しかも霧で湿った風が吹き付けるので、尾根づたいの道はなかなか厳しい。
天気が良ければそれはもう絶景なんですが、空は白く海は灰色で残念です。
それでも足元に目を向ければ色々な花。高緯度・強風・島という条件の中で育つ固有種が多いのも礼文・利尻の特徴です。
礼文をだいひょうする、レブンウスユキソウ。
あとの花はこれから調べて追記します。でも次男の自由研究なので、そのうちレポートができるかも。
そんなこんなで尾根伝いの道を延々歩く。風と寒さで消耗が激しい。
ゴール地点は桃岩展望台。天気さえ良ければ。ここから見る景色はナウシカの風の谷を思い浮かべていただければ。きっと宮崎駿もここを見て・・・(あくまで私の妄想です)
さて港に行ってお昼ご飯でもと思いましたが、妻がどうしても下から見た桃岩を子供に見せたいというので、上の写真の奥にある駐車場まで行くことに。結果的にはこの往復が大変だったのですが。
谷間をあるいて行くことはできないので、まず車道まで出る。これがなかなか遠回りでした。
着いたのが「桃台猫台展望台」というところ。下から見ると如何にも「桃」でしょ。
で、猫台ってなにかというと、海の中に「猫岩」というものが有ります。
沖の方を向いた猫だと思ってください。
お昼時になったので、島の表側の港まで出て腹ごしらえ。ウニ丼とホッケちゃんちゃん焼き発祥の店といわれる「ちどり」へ
ホッケのちゃんちゃん焼き定食と豚カツ定食と焼き肉定食を頼み、皆でつつきまくる。
ちゃんちゃん焼きは美味。でもこれで900円。定食だと1,400円はちと高いか。
港まで来たのでお土産物を物色しようとフェリーターミナルの方へ歩く。島に来たときも気がついていたのだけど、自衛隊のミサイル艦「わかたか」が寄港していた。すると、内部公開中とのこと。
めったにない機会なので見せてもらう。
甲板をぐるっと廻るだけかなと思いきや、ブリッジまで入れてくれた。
次男はシートにまで座らせてくれました。ミサイル装填中となってるし…
子供たちの元気が余っていたら、礼文林道に行こうと思いましたが、あえなくギブアップ。まあアップダウンの中10km以上歩いているからしょうがないかな。
宿に帰り、一休みしてから近頃できたらしい町営の温泉に行ってさっぱり。そして今日も「うーにー」さんの夕食は豪華でした。
さて明日はメインイベント「礼文島4時間コース」に行くつもりです。
お天気になればいいなあ。
今回いつもは自転車につけているGARMIN社のedge800を携帯してみました。山歩きの時、地図が出るのは精神的に楽ですね。最後にログを貼っておきます。
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