カクレカラクリ―An Automation in Long Sleep(森 博嗣)
森作品としては、初めて映像化される作品だそうです。(過去に漫画やゲームになったのは映像化とは言わないのかな?)
近ごろの森作品にある、カジュアルな作品。
登場人物はみんな普通の人。
深刻な悩みがあるわけでは無いけれど、心に小さなトゲが刺さっている。かといってそれを誰かに言うでも無し、日々を送り感動を追い求めている。得られるのは小さな幸せ、小さな感動。でもそれで十分満足しているそんな人が、ひょんなことからお宝探し。それは120年眠り続けるカラクリ仕掛け。
お宝探しものの定型から、アクション場面を引いたような作品。文章中には森博嗣氏の思想がちりばめられているので、森作品を初めて読む人にいいかもしれません。
濃いファンには物足りないかもしれません。
まあそのような人には、「λに歯がない」が出てますので。
購入済みなのでそのうち感想を書きます。
とりあえず土曜日にイベントがあるので、それが終わってから読みます。
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