翻訳に関するページを見ていて見つけた言葉。
翻訳者の人がどうしても翻訳しきれない言葉の中で紹介していた。
最近有名になったのが、日本語から英語の場合「もったいない」をニュアンスの伝わるように訳すのは、むつかしいという話が出ていた。
逆に日本語に訳しきれない文として紹介されていたのが”count one’s blessings”
訳するなら「恵みを数える」。いいときではなく、悪いときに使う言葉だ。
つらいことが あって、嫌なことばかり考えていると、なかなか立ち直れない。必要以上に落ちこみかねない。
そんなとき、あえて自分の恵まれている点を思い返して、苦境を 乗りきろうというわけだ。
たとえば信頼していた友人に裏切られたとき。ショックだけれど、私は健康だし、信頼できる家族がいるし、ほかに友人もいる。恵まれているじゃないか、と 思って自分をなぐさめる。こういう精神を持ち合わせていれば、思いつめて早まった行動を起こさないですみそうだ。
たしかに、日本語にすると冗長な言葉になってしまう。心の持ちようを、一言で表せるこういう言葉は、必要な人にとってはとても大切だ。
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