“子どもたちは夜と遊ぶ(上)” (辻村 深月)
“子どもたちは夜と遊ぶ(下)” (辻村 深月)
前作の「冷たい校舎の時は止まる」も大変良い作品でしたが、今作もおすすめです。
重ねてかきますが、人が書けているということに尽きます。 登場人物の心理描写のうまさが際立っています。
特に犯人が突発的・発作的な殺人をおかす時に冷静になりながら狂気となる様子、そのあと正気に戻るが故に狂気となるシーンは読みごたえ十分でした。
そして最後のシーンはとても素敵でした。
おかげでまた電車の中で泣いてしまいました。
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