「星の王子さま」の日本での著作権が今年1月で切れ、岩波書店が持っていた独占的な翻訳出版権も消滅したため、新訳本がいろんな出版社から出ています。
今回買い求めたのは池澤夏樹さん訳の「星の王子さま」
最初に読んだのは、小学校の時。内容は覚えているつもりでした。
今改めて読んでみると、随分感じが違う。
訳者が違うせい?
いや、変わったのは、きっと自分自身なのでしょう。久しぶりに「そうか、大人になっちゃったんだなあ・・・」と思ってしまいました。
というか、実はこの本は人生の終わりが見えて来てから読むべき本なのかもしれません。
フランス人の飛行機乗りにしか書けませんよね、これ。
何年かに一回読むと、きっと人生の助けになるでしょう。
知っている人も多いでしょうけど原題は「Le Petit Prince」直訳すれば「小さな王子さま』
新訳本の中には「小さな王子さま』で出版している所もありますが、やはり内藤 濯さんが名付けた「星の王子さま』という邦題はすばらしい。
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