伊坂幸太郎氏にしては控えめな?設定。男3人と女一人の銀行強盗グループという、王道の登場人物。
題名通りの陽気なやつらがスマートに銀行強盗に向かう。
ちょうどいい分量、ちょうどいい話の重さ(軽さ?)ちょっと暇だけど、あまり濃い本は読みたくないというときにおすすめの本です。
いつもながら登場人物のしゃべる伊坂節はかっこいいね。
「世の中には、犯罪らしい犯罪が必要なんだ。」
「世の中には失業者が必死に起こす強盗とか、大人を馬鹿にした若者が起こす殺人とか、そう出なければ国同士が攻撃したり報復したりとか、そんなのばっかりだから。だから、ひ弱な知識人がいい気になる…」
なぜか納得しちゃいます。間違ってるけど…
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