なぜか5時に目が覚める。 同室の S君がいつもはお寝坊のくせに、なぜかお寝覚め。 あまりにも早いのでもう一度眠る。 7時ごろに活動開始。とりあえずコンピュータをネットにつなぐことができるかどうか確かめる。
今回はYahooBBの国際ローミングでiPass経由でダイヤルアップに挑戦。 結果あっけなく接続。ついでに機能のブログとメールの確認、日本のニュースを少し調べて終了。
8時に朝食。ビッフェスタイルの朝食でもちろん和食はなし。 ハムやベーコンなどの肉類。チーズなどがやはり美味。パンの一個が大きいのもあって食べ過ぎる。
9時半ごろからホテルを出て近くの旧市街の方を散策。
旧東側の国ですが、もうすでに名残しか残っていません。普通にヨーロッパの雰囲気。
昨日、夜食を食べに出た人に聞くとユーロがほぼ使えないそうなのでポーランドの通貨ズロチに両替。
天気はよく気温も高し。湿度も低くはないので普通に暑いという感想。
アイスクリームが有名らしいので、お店に行く。
ぱっと見て、わからないフレーバがあるので英語で尋ねると
“No,Engrish”とにこやかにお返事いただけました。
観光地でも英語が通じることはまれで、コミュニケーションがなかなか取れません。しかし、人がみんな優しいので悪い感じはしません。
旧市街では人魚の像やキューリ夫人の家などを訪ね歩き、疲れたので広場のカフェで一休み。
メニューにはポーランド語しか書いていない(もちろんウェイトレスも英語は通じず)ので、S君手持ちの会話集で
kawaはコーヒー、sokはジュースなどと解読。
杉田玄白たちの苦労を身に感じながらオーダー。
一度ホテルへ戻り、支度をして劇場へ。
劇場は文化科学宮殿の中のホール。
ワルシャワ市の真ん中に立っている大きな時計塔のような物がそうでした。
今回も舞台はスタッフの方がしてくださるので感謝。
また、昨日行方不明の大鼓に代わる楽器があるとのこと、かなり心配ちょっと楽しみ・・・・・・
大体の準備を済ませてから食事昼食は劇場のレストラン(楽屋食堂?)でいただきました。ポーランドの家庭料理といった感じでスープとパンとカツレツ。
味は旧東側のテイストをかもし出した…まあ、あまりおいしくはありませんでいた。
開演まで時間があるのでバスで市中観光。
市内には至る所に銅像があります。
銅像の説明をガイドしてくれるのですが、人の名前はわかってもその人が誰だかよくわかりません。
建物や銅像の説明を受けながらショパンの像がある公園へ。
ショパンの像は想像していたよりはるかに大きく、ちょっとびっくり。高さは10mぐらいはあるようでした。とりあえず記念撮影など
このあたりから雨が降り始めました。
その後、戦争遺跡・ショパンの心臓が眠る教会などを見て回りながら、バスは旧市街のほうへ
しかしそのころ外は土砂降りの雨のため旧市街散策は断念。
朝、散策した組は別によかったのですが、まだ歩いていない人には残念なことでした。
しかしワルシャワの人は雨が降っても、傘をさして歩いている人をあまり見かけません。
雨宿りをしているか、平気で歩いていました。
劇場に戻ると、昨日行方不明になっていた大鼓が発見されたというニュースが。
アムステルダムに置き去りだったようです。やっぱり積みきれなかったのではないでしょうか?
開演は19時ですが、こちらには17時半に届くとのこと。これで実は荷物が違っていたらアウト。
人々の心配と若干の期待をよそに、荷物は無事届きました。よかったよかった。
でも未知の楽器を演奏するS氏を期待していたのに、ちょっと残念。
会場は300人ほどのキャパでしたが、満員になりました。
20〜30代の方が多いようでした。
演目は「羽衣」でしたが、やはり序の舞の途中ぐらいから、かなり辛い様子でした。
終演後、昼食を取ったところで今度は、質素な食事。
ポーランドの人は朝昼の食事をしっかりとって、夜はスープとパンだけだそうです。
ホテルに帰り、さすがにお腹が空いたので近くの。イタリアンの店へ行きました。
ジュレクというポーランドのスープを飲んでみると不思議な味。
決してまずくわけではなく、少し発酵した味がします。
ピザやサラダを食べ、ホテルへ。
まだ時差が残っているようで、徹夜明けの体調です。
それではおやすみなさい。
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