読書 嗤う伊右衛門 京極版「四谷怪談」です。 これは「怪談」ではなく「恋愛小説」です。 愛ゆえに、ちょっとしたすれ違いの会話から大きな悲劇へとなる恐ろしさ・悲しさがよく書かれています。 結末は「魍魎の匣」とダブる部分もありますが、どちらの小説も「愛」と「人それ... 2003.10.04 読書