今日は太宰府

今日は午後から始動なので、午前中を持て余す。
朝食のあと博多駅の方へゆき本屋へ。しばらく物色&立ち読み。ちょっと面白い本があったので、そのうちここで紹介します。
昨日の重労働で全身筋肉痛なので、「てもみん」でマッサージをしてもらう。こわばった所は揉んでもらうと気持ちいいのだが、筋肉痛の所はかなり痛し。
駅の食堂街でお昼を食べて、ホテルの部屋でしばし休憩。

14時にホテルをタクシーで出発。
太宰府は初めてなので、近くの名所を回りながら行くことに

まずは大宰府政庁跡(太ではなくて大と書くようです)
九州全体を治める役所大宰府があった所で、7世紀の後半から奈良・平安時代を通じて九州を治め、国の西の守りとして防衛を、また外国との交渉の窓口だったそうです。今では礎石が残るだけの原っぱですが、その大きさを想像するとロマンが広がりますね。

次に観世音寺。『源氏物語』にも登場する観世音寺は、斉明天皇追悼のために天智天皇の発願によって建てられた寺で、完成は奈良時代。昔は大きかったようですが、現在は江戸時代初めに再建された講堂と金堂の二堂があるだけでした。
ここの見所はなんと行っても、5m近くある馬頭・不空羂索・十一面の3体の観音像。教科書や図録では見たことがありましたが、これほど大きいとは思いませんでした。太宰府に来た際には必見です。

最後に隣の戒壇院。奈良時代、観世音寺に戒壇院が置かれたそうです。戒壇とは僧尼として守るべき戒律をさずける所で、ここで戒を受けなければ正式の僧尼とは認められなかった。戒壇はここの他に、奈良の東大寺、下野(栃木県)の薬師寺に置かれ、天下三戒壇といわれたそうです。
ここは本堂の中が暗くて仏像がよく見えませんでした。

他の所も廻りたかったのですが時間がないので、太宰府天満宮へ。控え室に入り準備。目処がついたので、神主様に天満宮の由来など聞きながら、境内を案内してもらいました。

本殿も楼門も何度か焼けてしまっていてそれほど新しい物ではないそうです。特に楼門は日露戦争の時、戦勝祈願の提灯行列の火が燃え移って、焼けたとのこと…これも戦災というのでしょうか?

奉納も終わり、本番に備えて準備。雨が降った後に、天気がよくなったので、湿度が高い。あっという間に汗で、びしょびしょになります。なんとか本番を終え、直会を受けホテルに。

やっと明日家に帰ることが出来ます。

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