皆既月食を撮影

今回の皆既月食は天頂付近。しかも天気もよく風も少ないと絶好の条件だったので、三脚を持ちだして天文写真と洒落込みました、

機材はEOS7DにEF70-200mm f2.8L IS。本当はエクステンダーあればよかったのですが残念ながら持っていません。なので写真は全てトリミングして中心部分だけを使っています。

マンションの駐車場で撮っていたのですが、この頃には住人が皆さん出てきて、ちょっとした天文ショー。望遠鏡を据え付けた人もいてちょっと覗かせて頂きました。望遠鏡欲しいな。

22:10 5分欠け f3.5 1/8000 iso800

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普通の半月と違うのは、明暗の境のところのクレーターがはっきりしないところです。半月は横から光が当たっているのでクレータから影が延びて陰影がはっきりするのですが、月食の時は太陽の光は真上から当たっているので、はっきりとは見えません。明暗の境も大気のある地球の影なのでぼんやりとしています。

f3.5 1/4 iso800

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露出を上げると眼に見えない部分がもう赤く見えているのが分かります。

合い間に撮ったオリオン座中央部分 f2.8 13秒 iso250

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ギリシア神話で月の女神アルテミスはオリオンの恋人でした。オリオンがサソリに刺されて死んだ後、自分が天空を銀の馬車で渡る時に逢えるようにとゼウスが月の通り道の近くに配置したという話があります。実際月は公転運動でみかけの位置を毎日かえ、一日に約13°ずつ東へ移動して,一か月に一度は恋人オリオンのすぐ上を通ります。月の女神アルテミスはいまも月に一度のデートを楽しみに星空をまわり、夜を照らし続けます。今日は赤いドレスに着替えてデートですね。

22:44 8分欠け f3.5 1/8 iso250

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これくらいになると、アトもうチョットというワクワク感が出てきて、子供たちも首が痛いと言いながらずっと上を見ています。

 

23:00 9分欠け f32.8 4秒 iso800

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この頃になると月の周りにも星が見え始めます。「例えば月の有る夜は、星の薄きが如くなり」と「融」の謡にありますが、今日だけは例外。

23:08 皆既 f2.8 1/3 iso800 を5枚

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今回は地球の影に深く入らないギリギリの皆既月食なので、端っこはかなり白く見えますし、全体的にも明るく見えます。白から赤へのグラデーションが美しく、観て楽しむには絶好の皆既月食です。明るいとはいえ、反射光ほどの明るさはないので写真には厳しい条件になってきます。この写真は5枚の写真を合成して作ったものです。

月食からの復帰は子供がもう寒いと言い出したので断念。

なかなか素晴らしい月食でした。子供たちにこの記憶はどう残るのでしょうね。

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