嵯峨・嵐山

京都で仕事だが、始まりは5時。丁度天気も良く、季節も良い。ならば桜でも撮りに行くかと早起きして新幹線に乗る。

桜と言えば嵐山。新幹線を降り、荷物をコインロッカーに入れてJRで嵯峨嵐山駅に向かう。

嵯峨嵐山駅はわりとこじんまりした駅。観光地図を手に入れると、レンタルサイクルの広告がある。出だしが遅かったので無くなってるかなと思いつつ店を訪ねると、十分余ってたようだ。

荷物をかごに乗せ出発。まづ、目指すは化野(あだしの)念仏寺。ここが一番坂の上なので、後は下りながら観光しようと言うもくろみ。とちゅう大覚寺前の看板を見たので、ついでと思い大覚寺へ行く。祇王寺との共通参拝券があったので購入して中に入る。
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大覚寺の庭は雰囲気が明るい。陰陽で言えば陽の庭。今日はとても天気がいいので、こういう庭がいっそう引き立つ。

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景色が良かったので長居をしたら、出だしから予定が狂う。急いで念仏寺へ向かうも、結構坂がきつい。

地図では、坂の途中で左へ曲がるようになっているので左を見ながら坂を上ってゆくと、なぜか行き過ぎてしまった。???と思いながら坂を引き返すと、左ではなく右側に道があり、そこを降りてから、本道をくぐって左へ行くようになっていた。

しばらく行くと念仏寺へ到着。石段をあがり門をくぐると、いきなり西院の河原が目に入る。境内の夥しい数の石仏・石塔は化野に散在していた多くの無縁仏を掘り出して集めたもの。千灯供養の時はさぞ見物であろう。

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奥には良く整った竹林。ほんの50m程だが、喧噪を忘れる風景。

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念仏寺を出て、祇王寺へ。ここの庭は大覚寺と対応するような陰の庭。苔むした庭に落ちる椿の花が哀愁を誘う。

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常寂光寺は、紅葉のときにくるといいかもしれない。春の景色は少しぼんやりしてしまう。今日の天気が良すぎるのがかえってそぐわなかったのかもしれない。時雨の亭を見たいと思ったら、旧跡になってました。復元とかしないのかな?

結構時間が迫ってきた。大河内山荘はパスしようか、と思った。入場料も千円と他に比べて高い(抹茶券が付いているけどね)一応妻に電話をかけて聞くと「そこを見なさい」と言われたので、見ることにする。

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なかなかに贅を尽くしたお庭。高台にあるので嵯峨野や、洛中が一望できる。ただ光の当たりから考えるに、午前中に景色を見た方が良いかなと思った。夕方はちょっと惚けてしまう。

山荘の前の竹林を抜け、野宮神社を横目で見ながら、天竜寺へ。ここの庭は広々して花もたくさん。写真に撮るよりかは見て楽しむ庭だ。

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最後に渡月橋を見ておこうと思ったが、付近はすごい人。写真もまともには撮れなさそうなので、今回はパス。そのかわり抹茶ソフトクリームを食べました。(何が変わりなんだか)

結局予定時間通りに嵯峨嵐山駅に帰着。京都へ帰り、ちょっと喫茶店で休んでから、仕事へ。流石に脚がきつかったです。

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